前回の基礎知識-1-の説明で、
反乱を起こした免疫機能が
交感神経優位の状態で、
自分の体を攻撃し破壊する事を
お分かりいただけたと思います。
そして、交感神経優位の時間が、
副交換神経優位の時間よりも長い場合に、
組織破壊が組織修復より進むことにより、
リウマチ症状が進む事も説明しました。
交換神経優位 > 副交換神経優位
(組織破壊) (自己治癒)
これですね。
ということは、意識的に比重を
逆転してあげれば良いですね。
交換神経優位 < 副交換神経優位
(組織破壊) (自己治癒)
副交感神経優位の時間を意識的に
多く作り出せば良いのです。
緊張やストレスやネガティブな感情を
排除して、ゆったりとリラックスすれば、
病気の進行は止り、
逆方向の快方へと、向かい始めます。
文章で書くと簡単ですが、
この自律神経の切替は、
意識的に切り替えるのは
簡単ではありません。
意識的に制御するなら、
自律神経じゃないですからね。
でも、唯一誰にでも意識的に
切り替える方法が、あるのです。
それは、「呼吸法」です。
簡単にいえば腹式呼吸の深呼吸、
少し突っ込んで云うと丹田式呼吸法です。
下腹(臍下)に意識を集中し、
ゆっくり吸い込み、
更にゆっくり吐き出す。
吐き出すときは息を全部吐き切り
お腹が凹むまで吐きます。
こうした深呼吸をすることに依り、
副交換神経優位の状態を
意識的に作り出せるのです。
また後で書きますが、
免疫力を上げる為の療法の
「爪もみ」や「半身浴」も
副交感神経優位の状態を創りだします。
この章では、
次の構図が、治癒力を引き出すと
理解して下さい。
交換神経優位 < 副交換神経優位
(組織破壊) (自己治癒)
リウマチ自己治療 基礎知識-2-副交換神経優位で治癒
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